東京銀行協会ビルヂング

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 こちらもオリジナルは松井貴太郎(横河工務所)による設計。 大正初期に竣工した煉瓦造りの建物で、渋沢栄一が創設した東京銀行協会のための集会施設として利用されました。

 ファサード保存と呼ばれる保存形式の代表的な建築で、外壁2面のみを残し、高層建築に改築されました。近くで見るとルネッサンス様式の赤煉瓦の建物が素晴らしいのですが、少し離れると、20階建ての現代的なビルの下部にへばりついたようで、かなりの違和感があります。こういう形の保存が全国各地に見られるようになった、さきがけの試みで、賛否両論があるとは思いますが、モニュメントとして残すという意味ではありえる方法でしょう。煉瓦造り2/3階、一部4階建て。

東京銀行協会ビルヂング
旧東京銀行集会所 1916(大正5)年/1993(平成5)年改築
設計 : 松井貴太郎(横河工務所)
施工 : 直営
千代田区丸の内1-3
撮影 : 2010.7.24
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 まさに赤レンガがへばりついています。
by gipsypapa | 2011-06-22 13:12 | 建築 | Trackback | Comments(4)
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Commented by kaetuya55 at 2011-06-22 14:20
久しく見ていなかったのですが...
この建物はこんな感じになっちゃったのですね。
う~ん...何だかなぁ...痛ましい感じもするのですけど
ちょっと無理があるような気がします(笑)
Commented by gipsypapa at 2011-06-23 10:34
kaetuya55 さん
そうなのです。
残してくれて喜ぶべきなのか・・・・
数年前に話題になった、
近くの中央郵便局もファサード保存に決まったと理解していますが、
どんな形になるのでしょうねぇ。
ただ郵便局の方はモダニズム建築ですから、
現代のビルとの調和は、この建物よりマシかもしれません。
Commented by j-garden-hirasato at 2011-06-24 18:57
これは、
変な建築という意味でおもしろいですね。
残したいけど建蔽率、容積率で…、
ということでしょうか。
これなら、明治村にでも移築すればいいのに、
と思ってしまいます。
Commented by gipsypapa at 2011-06-26 16:22
j-garden-hirasato さん
ここは遠くから眺めずに
真下を半周するしかないです。(笑)
貼りつけなくとも少しスペースをあけるとか、
中も見れるような配慮をしてほしかったです。
ともあれ保存の手法として問題提起した意義はあります。
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