旧永山武四郎邸

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 サッポロファクトリーのすぐそばに永山記念公園があり、鬱蒼とした森の中に2棟の建物があります。北海道庁長官や第7師団長を歴任した華族の永山武四郎の邸宅として、明治10年代の前半に建設された建造物。

 外観は簡素な洋風の意匠で、内部は書院座敷のある和風と洋風の応接室が直接連結されている和洋折衷の建物です。永山氏の死後、1911(明治44)年に邸宅は三菱合資会社により買収され、長く三菱鉱山の寮として使われたのち、1985(昭和60)年に札幌市へ寄付され、敷地の一部が公園として整備して、現在は無料で一般公開しています。

 建物は明治時代初期の北海道の上流住宅の特徴が顕著に表れているといわれ、無塗装の下見板張りの外壁と煙突がある小屋組み。妻先に十字型の飾りが玄関棟にあります。内部は広めの書院座敷のある和室と洋風の玄関とホールなど、簡素ながら上質の住宅建築です。北海道有形文化財の木造平屋建て。

旧永山武四郎邸
1880(明治13)年ころ
北海道有形文化財
設計 : 開拓使工業局
施工 : 不明
札幌市中央区北2条東6-9-22
撮影 : 2010.8.28
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by gipsypapa | 2011-06-10 13:27 | 建築 | Trackback | Comments(2)
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Commented by j-garden-hirasato at 2011-06-12 05:48
和洋折衷というか、
とても個性的な建物ですね。
外観は洋風なのに、
建物内は和風。
西洋化を進めようとしていた明治初期、
そういう気運が、
建物にも現れているんですね。
Commented by gipsypapa at 2011-06-12 08:15
j-garden-hirasato さん
北海道の近代化、洋風化の意欲を感じさせる住宅ですね。
重厚な、優れたデザインだと思います。
亜鉛鉄板葺の屋根がいい感じですよね。
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