札幌市時計台

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 札幌市時計台。札幌で一番有名な建物でしょう。旧札幌農学校の学生の兵式訓練や心身を鍛える体育の授業に使う目的で建設され「演武場」と呼ばれました。

 札幌農学校第2代教頭ウィリアム・ホイラー(William Wheeler 1851-1932)の構想図をもとにして、 開拓使工業局の設計・監督で建てられました。 建設当初は時計塔がなく、小さな鐘楼のみでしたが(右の写真)、1881(明治14)年に塔が増設され、時計台と呼ばれるようになりました。今、中に展示されている機械式時計はアメリカのハワード時計会社製で1928(昭和3)年に設置されたものです。

 当時は1階が教室、研究室、講義室、動植物や鉱物の標本展示室として、2階は演武場、いわゆる屋内体育館や講堂として使用されたそうです。1903(明治36)年に農学校が現在の北海道大学の場所に移転したため、1906(明治39)年に札幌区が買い取り、解体せずに曳屋で現在地に移転をしたものです。国の重要文化財の木造2階建て。

札幌市時計台
旧札幌農学校演武場
1878(明治11)年
重要文化財
設計 : W・ホイラー(William Wheeler)+安達喜幸(開拓使工業局営繕課)
施工 : 若杉久十郎
札幌市中央区北1条西2-1
撮影 : 2010.8.27
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 アメリカ合衆国ニューヨーク市ハワード時計会社(E.Howard)製鉄製塔時計。
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by gipsypapa | 2011-05-18 14:41 | 建築 | Trackback(1) | Comments(2)
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Tracked from ぱふぅ家のホームページ at 2013-10-13 20:03
タイトル : 札幌市時計台
札幌市時計台]は1878年に建設された札幌農学校の演舞場で、現在も当時の姿のままで動いている国内最古の塔時計があり、1970年に国の重要文化財に指定された。ビルの谷間に隠れてしまっているが、時計台までの高さはビル5階に相当する。... more
Commented by j-garden-hirasato at 2011-05-19 06:12
この時計台も北大(旧農学校)絡みの建物だったんですか。
知りませんでした。
あと、
建物全体を一目では見れないんですね。
実際には見たことがなかったので、
通りの真ん中にドーンと建っているイメージだったんですが、
全然違うんですね。
建物自体もこんなに大きいとは…。
やはり、実際に見てみなくては。
Commented by gipsypapa at 2011-05-19 09:47
j-garden-hirasato さん、
農学校にあった建物です。
今は都会の真ん中にあります。
> 建物全体を一目では見れないんですね。
そうなんですよ。
私ももっと全貌が見れると思っていたのですが、
道路の反対から撮ろうとしても、
並木が大きいので、
隙間からしか建物が撮れません。
目ではもっと広く見ることができますが、
カメラの焦点が合いません。
冬になって並木の葉が落ちたら
もっとうまく撮れるでしょうね。
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