北海道大学 第2農場 種牛舎

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 第2農場の最後に紹介する建物、種牛舎は、1879(明治12)年に、前に紹介した模範家畜房(モデルバーン)に隣接して建てられましたが、1910(明治43)年に現在地に移築されたときに、切り離して乾草を収納する2階を付けた独立家屋となった建物。

 繁殖用の種牛を飼育した所で、切り妻造りの赤い鉄板葺き屋根根に換気筒があります。一連の建物群の中では、特に和風の趣の強い外観です。

 設計は1877(明治10)年から11年間札幌農学校で農学を担当したウィリアム・ペン・ブルックス教授 (William Penn Brooks, 1851-1938)。帰国したクラーク博士の後を受けて農園長となった人です。国の重要文化財の木造2階建て。

北海道大学 第2農場 種牛舎
旧札幌農学校(旧東北帝国大学農科大学)第2農場 第2農場 種牛舎
1879(明治12)年/1910(明治43)移設・改築
重要文化財
設計 : W.P.ブルックス(William Penn Brooks)+開拓使工業局営繕課
施工 : 不明
北海道札幌市北区北18条西7 北海道大学構内
撮影 : 2010.8.28
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by gipsypapa | 2011-05-16 13:09 | 建築 | Trackback | Comments(2)
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Commented by j-garden-hirasato at 2011-05-17 06:07
明治時代の初期だと、
建物の設計も、建築のプロでなくてもできる人がやる、
そんな時代だったんしょうか。
その頃は、
自分の専門外のことも、
それなりに勉強していたということですね。
恐れ入りました。
Commented by gipsypapa at 2011-05-17 11:14
j-garden-hirasato さん
そうですねぇ。
想像するに、設計といっても構想だけをスケッチか何かにして、
それを現実の建物にしたのは、
当時の棟梁だったのではないでしょうか。
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