北海道大学 第2農場 脱稃室・収穫室・動力室

c0112559_1342848.jpg
 中央に位置する平屋建ての脱稃(ぷ)室は、麦など穀類の脱穀や籾(もみ)すり、穀粒に混入した藁屑などを除去する選別作業などを行う機械作業場だったところ。

 向って右(東)側の収穫室は、2階建てで、秤量や袋詰め、種子の選別などの作業を行う施設です。

 脱稃(ぷ)室の左(西)側には、1913(大正2)年に増設された札幌軟石造の動力室があります。当初はスチームエンジン、後に石油エンジンを使用したそうです。電気の時代ではないので、プーリーとベルトを組み合わせて、直接脱穀機などを駆動していたと想像します。

 これらも、1972(昭和47)年に解体復元工事が行われました。国の重要文化財の木造2階、一部平屋建て。動力室は石積み平屋建て。

北海道大学 第2農場 脱稃室・収穫室・動力室
札幌農学校第2農場 脱稃室・収穫室・動力室
脱稃室・収穫室 : 1911(明治44)年
動力室 : 1913(大正2)年
重要文化財
設計・施工 : 不明
北海道札幌市北区北19条西8 北海道大学構内
撮影 : 2010.8.28

c0112559_1333959.jpg
c0112559_1343631.jpg
c0112559_1344461.jpg
 収穫室の2階は右(東)隣の穀物庫と高架式通路で連結されています。
c0112559_1351192.jpg

by gipsypapa | 2011-05-10 13:08 | 建築 | Trackback | Comments(2)
トラックバックURL : http://gipsypapa.exblog.jp/tb/16308604
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
Commented by j-garden-hirasato at 2011-05-11 08:02
こういう木造の作業小屋も
ちゃんと残されているのは、さすがですね。
そして、後世にちゃんと残そうとしている。
北大は素晴らしい大学ですね。
とても、入学できる頭がありませんが(苦笑)。
Commented by gipsypapa at 2011-05-11 14:56
j-garden-hirasato さん
板壁にペンキが塗っていないのが珍しいです。
40年ほど前に解体復元されたとはいえ、
痛んだように見えません。
ここ農場は北大特有のもので、
素晴らしいです。
<< 北海道大学農学部 第2農場 穀... 北海道大学 第2農場 秤量室 >>