北海道大学農学部 第2農場 農場事務所

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 北大キャンパスの北の端にある旧札幌農学校第2農場は有名な初代教頭クラーク博士(ウィリアム・スミス・クラークWilliam Smith Clark)が提唱した大農経営構想に基づいて、明治時代に建てられた木造の畜舎などの建築物群。施設は一戸の農家を想定した模範的畜舎Model Barn(モデルバーン)とも呼ばれています。なおこの農場は、当初は南西、現在の大学本部の裏側にありましたが、1909-1911(明治42-44)年に現在地に移転し、1967(昭和42)年まで使用されたそうです。

 現在ある重要文化財の建築群はこの移転の時に移設または新設されたもので、当時、札幌農学校は東北帝国大学の分科大学(農科大学)になっていました。北海道帝国大学が設置されたのは、さらに遅れて1918(大正7)年になります。

 建物の一部は内部が一般公開され、北海道開拓時代の農具など多くの資料が展示されていて、無料で見学することができます。

 農場の入り口右手にある事務所は、1879(明治12)年に第2農場派出所として建てられた建物を再現する形で、1910(明治43)年に現在地に建てられた管理事務所です。明治時代の香りが残る木造の下見板張り鉄板葺きの切妻屋根。1980年(昭和55年)に解体復元工事が行われました。現在は農場の管理事務所として使われ、見学の際は、ここの玄関受付で記帳して農場へ向かいます。国の重要文化財の木造平屋建て。

北海道大学農学部 第2農場 農場事務所
旧札幌農学校(旧東北帝国大学農科大学)第2農場 農場事務所
重要文化財
1910(明治43)年
設計・施工 : 不明
北海道札幌市北区北19条西8 北海道大学構内
撮影 : 2010.8.28
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 隣接する小さな建物。トイレでしょうか。
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by gipsypapa | 2011-05-06 13:02 | 建築 | Trackback | Comments(2)
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Commented by j-garden-hirasato at 2011-05-07 06:35
それにしても、
北大は敷地が広いんですね。
そんな中に重文がビッシリ。
何ともうらやましい環境です。
自分の母校とは、大違い…(涙)。
Commented by gipsypapa at 2011-05-07 22:30
j-garden-hirasato さん、
広いです。南北に3Km近くあるのじゃないかな。
キャンパスは緑が多く、川も流れています。
雰囲気は素晴らしいですよ。
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