北海道大学総合博物館

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 ロマネスク様式やゴシック様式を取り入れた、帝大らしい大型で重厚な建物。元は理学部の本館でしたが、現在は北海道大学総合博物館として北大の歴史を展示したり、恐竜の化石や鉱物などの学術資料を展示し、無料で一般公開されています。

 褐色のスクラッチタイル貼りの外観に、2~3階にはアーチ窓が並び、正面はテラコッタで縁取りされた3連アーチ窓。玄関ポーチは左右に円筒を配した尖頭アーチの濃密で凝った意匠です。

 内部も豪華なつくりで、円塔を重ねたような大きな柱が印象的。また奥にはゴシック風の教会でよく見る純白の美しいリブ・ヴォールト(こうもり)天井が目を引きました。屋根の支持法の一つとして大浦天主堂など、ゴシック風の教会で見かけますが、北大ではこの天井をアインシュタイン・ドームと呼ぶそうです。由来はわかりません。

 設計は旧北海道帝国大学農学部本館も手掛けた萩原惇正で、やはり似た設計になっています。これだけの素晴らしい作品が文化財指定されていないのは不思議です。鉄筋コンクリート造3階建て。

北海道大学総合博物館
旧北海道帝国大学理学部本館
1929(昭和4)年
設計 : 萩原惇正(北海道帝国大学営繕課)
施工 : 伊藤組
札幌市北区北10条西8 北海道大学構内
撮影 : 2010.8.27
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 横に回って、意図的にアングルに入れた右側の立て札。どうもキャンパス内でジンギスカンを食べるのが普通?さすが北海道です。
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by gipsypapa | 2011-05-05 11:07 | 建築 | Trackback | Comments(2)
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Commented by j-garden-hirasato at 2011-05-06 06:15
この辺りのキャンパスだと、
なかなか外部の人間は入りにくいんですが、
北大は、かなりオープンなんですね。
博物館も無料開放だし、
誰でも気軽にキャンパスの雰囲気を楽しめそうです。
ジンギスカンの看板も、
最高です(笑)。
Commented by gipsypapa at 2011-05-06 10:03
j-garden-hirasato さん、
キャンパスを南北に貫くポプラ並木の道は
観光客を含め多くの人が歩いていました。
旧農学部(環境資源バイオサイエンス研究棟)の前で、
農学部で栽培した野菜や果物のバザールをやっていて
多くの人が集まっていました。
一般に大学は女子大を除けば開放的ですが、
北大は特にオープンです。
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