海岸ビルヂング

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 再び海岸通りへ戻ります。先に紹介した「海岸ビル」と紛らわしいのですが、こちらは「海岸ビルヂング」。しかも設計者は同じ河合浩蔵で、海岸ビル(大正7年)より8年前の明治43年に建てられたものです。兼松房治郎が創業した貿易会社・兼松商店(現兼松)の本店でした。その後、一時は日濠会館といわれていました。現在はテナントビルとして使用されています。

 海岸通り側はタイルと花崗岩貼りを併用した古典様式主義の外観。各所に大きな石のレリーフがあしらわれた、ひときわ目を引く建物です。一方、裏側は煉瓦がむき出しにされており、この建物が煉瓦造りであるのがよくわかります。

 内部もレトロ感のある空間にお洒落なショップが数多く入っていて、吹き抜け天井には青色の鮮やかなステンドグラスが飾られています。国の登録有形文化財の煉瓦造り、花崗岩貼り、3階建て。

海岸ビルヂング
旧兼松商店本社屋(旧日濠会館)1910(明治43)年
登録有形文化財
設計 : 河合浩蔵
施工 : 旗手組
神戸市中央区海岸通3-1-5
撮影 : 2007.11.11
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 どちらかというと海を想起させるブルーのステンドグラスのトップライト。
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 裏は赤い煉瓦が見えています。
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 海岸通りを向こう側に渡れば全貌が撮れたのですが、少し疲れ気味でさぼってしまいました。しかたなくGoogle Mapストリートビューでそれに近いものを見てください。
by gipsypapa | 2011-03-29 14:19 | 建築 | Trackback | Comments(2)
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Commented by j-garden-hirasato at 2011-03-30 06:24
あえて裏はレンガなんですね。
「一粒で二度おいしい」建物です。
装飾もコテコテでいいですね。
名前だけが紛らわしい(笑)。
Commented by gipsypapa at 2011-03-30 15:45
j-garden-hirasato さん
見えるところはお洒落をして
見えないとこは普段着ということですね。
明治期の時代を代表する風格があります。
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