神戸の新港貿易会館

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 旧神戸市立生糸検査所の東隣にあるモダンなビル。港湾関係業者の集合事務所だった建物で、現在はインテリアショップなどが入るテナントビルとなっています。

 コーナーに丸みを持たせ、外壁は当時流行のスクラッチタイル貼り。窓間には白いテラコッタを使った贅沢でかつ濃密な外観です。船室にあるような丸窓など港を思わせる優れた意匠を採用し、内部を含め全体的にアールデコのデザインになっています。玄関上部にはステンドグラス、窓の格子のアールデコ模様、大理石の階段など細部の意匠も華やかです。

 資料では設計は株式会社新港相互館となっていますが、詳細は不明です。かなり優れた建築家が手がけたと想像されます。なお築年については1934(昭和9)年というデータもありました。鉄筋コンクリート造り、4階建て、地下1階。

新港貿易会館
旧新港総合館 1931(昭和6)年
設 計 : 新港相互館
施 工 : 中島組
神戸市中央区新港町8-2
撮影 : 2007.11.11
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by gipsypapa | 2011-03-07 10:53 | 建築 | Trackback | Comments(2)
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Commented by j-garden-hirasato at 2011-03-08 06:02
丸窓に曲線を取り入れたデザイン、
凝っていますね。
内装も重厚感があって、とてもいい。
レトロな建物ならではです。
こういう建物に買い物に行ったら、
いろいろ買ってしまうでしょうね。
Commented by gipsypapa at 2011-03-08 10:37
j-garden-hirasato さん
昭和初期にしてはモダニズムの影響はなくレトロなデザインで
好感がもてます。
中にNOBU'Sというインテリアショップがありました。
買う物もないので、敷居が高かったです。
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