煉瓦色のタイル貼りで、左右対称で中央と両側が円筒形の塔屋になっています。それぞれに3つの大きなドームとその上にクポラ(小ドーム)を持ち、周りに彫刻を配すなど、複雑さや多様性を強調することを特徴とするバロック様式を意識した設計です。 基本設計は妻木頼黄が日本で行い、弟子にあたる満鉄技師で、旧大連ヤマトホテルを設計した太田毅が、妻木の図面を元に実質設計を行ったそうです。妻木頼黄といえば、横浜にある横浜正金銀行(現、神奈川県立博物館)も彼の設計。そういえばドームの形など、似ています。煉瓦造り(?)、2階建て。 中国銀行遼寧省分行(中山広場9号) 旧横浜正金銀行大連支店 1909(明治42)年 設計 : 妻木頼黄+太田毅 施工 : 不明 撮影 : 2007.1.19
by gipsypapa
| 2011-02-21 11:16
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