交通銀行大連市分行(中山広場6号)

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 中山広場の日本時代の洋風建築群では最後に建てられたビル。日本の植民地事業を行うための国策会社、東洋拓殖株式会社の大連支店だった建物です。戦後は中国共産党大連市委員会庁舎、その後は市政府の分庁舎として使用されたそうです。現在は再び銀行に戻り、交通銀行の支店が入っています。

 一連の欧風建築とは違い、アメリカ風の商業建築デザイン。建物の外観を上下に3分割し下層に大きなアーチ窓を並べています。この時代に建てられた日本の商業建築に共通した外観となっています。

 設計は東京帝国大学工学部建築学科を卒業。中村與資平の弟子だった宗像主一。石・煉瓦造り(?)、5階建て。

交通銀行大連市分行(中山広場6号)
旧東洋拓殖株式会社大連支店
1936(昭和11)年
設計 : 宗像主一(宗像主一建築事務所)
施工 : 不明
撮影 : 2007.1.19
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by gipsypapa | 2011-02-18 13:22 | 建築 | Trackback | Comments(4)
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Commented by mini-mini32 at 2011-02-19 06:38
凄い洋風建築ですね~
仕事で、こんな素敵な建物が見れるなんて・・・
うらやましい限り・・・
どれもこれも凄いです~
↓の銀行・ホテルなんて、これでもか!って言うくらいですね~
どこの国も、銀行と言うのは、
技術の粋を見せつけているようで・・・
お金がかかっていそうですね(^-^)
Commented by j-garden-hirasato at 2011-02-20 06:13
他の建物に比べ、
外観の意匠はスッキリしていますね。
アメリカ風ですか。
なるほど。
Commented by gipsypapa at 2011-02-21 10:55
mini-mini32 さん
大連には他にも日本人建築家が設計した建物がたくさんあります。
もう一度行きたいところです。ついでに旧満州も見たいですね。
総じて立派な建物でお金がかかっているようです。
当時の日本の勢いを感じます。
Commented by gipsypapa at 2011-02-21 10:58
j-garden-hirasato さん
こういう建物は昭和初期の日本にもありますね。
明治の初期は欧州の影響を受けた様式主義でしたが、
大正期以降、だんだんアメリカの建築様式が取り入れられたようです。
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