小川香料大阪支店社屋

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 ここもレトロな建物が多く残る平野町にあります。こじんまりしていますが、アールを描いて横に並んだ窓枠に窓庇が交差した面白い外観です。1階部分は石貼り風、2階以上はタイル貼りの外壁。玄関上部には八角形のステンドグラスがあり、全体をアールデコ様式でまとめた上品な意匠でまとめています。

c0112559_13395553.jpg 設計は大阪で活躍し、このブログでも紹介した芝川ビルディングを設計した本間乙彦(1892-1937)。登録有形文化財の鉄筋コンクリート造り、一部鉄骨造り、4階建、地下1階。

小川香料大阪支店社屋
1930(昭和5)年
登録有形文化財
設計 : 本間乙彦建築事務所
施工 : 竹中工務店
大阪市中央区平野町2-5-5
撮影 : 2007.1.14 & 2008.6.21
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再び前を通りかかったので、最新画像を追加します。
撮影 : 2014.4.1
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by gipsypapa | 2011-01-21 13:42 | 建築 | Trackback | Comments(6)
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Commented by sy-f_ha-ys at 2011-01-21 21:10
本間乙彦は関根要太郎と東京高等工業学校(今の東京工大)の同級生だった人で、関西で設計活動のほか建築評論や工業学校で教鞭をとっていた人です。それとあまり知られていませんが、関根の紹介で大正半ばの一時期は木田保造率いる木田組にも在籍しており、東京銀座の松屋デパートの基本設計も担当したそうです。
芝川ビルもそうですが、本間のセンスの良さが光る作品だと思います。
Commented by 太郎 at 2011-01-22 14:58 x
築80年を経てなお現役の立派な建物ですね。
デザインもつくりもいいですね!
Commented by j-garden-hirasato at 2011-01-22 19:52
ユニークなデザインですね。
窓枠と庇の思いきった配置、
大胆です。
遊び心に溢れた建物です。
Commented by gipsypapa at 2011-01-22 21:55
sy-f_ha-ys さん
関根要太郎さんと同級生ですか。
東京帝大のつながりは、強いし有名ですが東京高等工業学校はあまり知られていないですね。
本間さんは作品の数が少ないので知られていませんが
見るべきものがあります。
Commented by gipsypapa at 2011-01-22 21:58
太郎さん、
ビルが密集しているところにあるので、
正面からしかアングルがなく、
他の方の写真を見てもほぼ同じです。(笑)
誰か中からステンドグラスを写してくれませんかね。
Commented by gipsypapa at 2011-01-22 22:00
j-garden-hirasato さん
おっしゃるようにこのビルは窓と庇の形のバランスが
設計者が主張したかったところでしょうね。
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