心斎橋の旧大丸東清水町別館

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 ヴォーリズの名作の一つである大丸心斎橋店の東側の路地にある旧別館。本館は1922(大正11)年の築で、その後1924(大正13)年、1932(昭和7)年/1933(昭和8)年と増築を重ねて今に至っています。こちらは1930(昭和5)年築なので、まだヴォーリズ設計事務所の関わりがあった可能性がありますが、建物の意匠を見ても、資料的にも、その関係を示唆するものは見つかりませんでした。

 両側のビルに挟まったように間口が狭いビルで、最上階のアーチ窓、庇や窓の間にある装飾に見るべきものがあります。大丸の手を離れたあと、テナントビルになりましたが、私が見たときは空き家になっていました。鉄筋コンクリート造り、4階建て。

旧大丸東清水町別館
1930(昭和5)年
設計・施工 : 不明
大阪市中央区心斎橋筋1-4-10
撮影 : 2009.12.23
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by gipsypapa | 2010-12-26 22:12 | 建築 | Trackback | Comments(2)
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Commented by j-garden-hirasato at 2010-12-27 05:52
ヴォーリズは、こういう商業ビルにも携わっていたんですか。
教会、学校、別荘だけかと思っていました。
装飾の模様が独特ですね。
こういう模様は、
設計のどの段階で浮かんでくるんでしょうね。
Commented by gipsypapa at 2010-12-27 09:34
j-garden-hirasato さん
本文にリンクを貼っている大丸心斎橋店や京都大丸。
今はない大同生命ビルなどが有名で、
多数の銀行建築もあってまだ現存しているものがあります。
商業施設としては100件近く手掛けたようです。
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