遺愛学院(遺愛女子高等学校)本館

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 函館市にある遺愛学院は、私立の6年制中学校・高等学校一貫校でプロテスタントのミッションスクールです。

 重要文化財に指定されているJ・M・ガーディナー設計の遺愛学院(遺愛女子高等学校)本館。明治後期に建てられた本格的な木造校舎で、淡いピンク色の下見板貼りに整然と並ぶ縦長の上げ下げ窓。本館は、1階玄関ポーチにトスカナ式の円柱を設けた、左右対称の建物です。

 様式主義の中央部に対して、他の部分は上げ下げ窓と下見板のあっさりした意匠。本館と翼部の交差部分には、細めの円柱に支持された四半円形のユニークな意匠が見られます。この部分は渡り廊下でヴォーリズ設計の講堂につながっています。重要文化財の木造2階建て。

遺愛学院(遺愛女子高等学校)本館
1908(明治41)年
重要文化財
設計 : J.M.ガーディナー
施工 : 植谷長次郎、平良二、小林安次ほか
函館市杉並町23-11
撮影 : 2009.9.24
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 この四半円形の左がヴォーリズ設計の講堂です。
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 裏側はグラウンド。横に広がった大きな校舎です。
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by gipsypapa | 2010-10-06 14:03 | 建築 | Trackback | Comments(2)
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Commented by j-garden-hirasato at 2010-10-07 23:50
門から校舎まで、
長いアプローチですね。
その先に「ザ・洋館」という感じの建物。
ワクワクする演出ですね。
女学院なのに、
出入りは自由なんですか。
Commented by gipsypapa at 2010-10-08 14:36
j-garden-hirasato さん
校門を入ると、両側に芝生と緑の樹木が迎えてくれます。
アプローチを中ほどまで進むと、
左に次に紹介する謝恩館。
右にはヴォーリズ設計の講堂が張り出し、
凹字のようになっています。
おっしゃるように女学院なので、気後れしたのですが、
事前に「関根要太郎研究所@はこだて」で、
自由にキャンパスに入れると聞いていたので
思い切って行きました。
休日でしたが、校門を通ってこの周りを、
そのあと裏に回って旧宣教師館に行って戻るまで、
誰にも出会いませんでした。(笑)
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