函館の美容室あみん

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 この一帯は函館銀座通りと言われていますが、ひときわ目を引くお洒落な建物があります。
元は大正期に建てられた銭湯だった建物で、1986(昭和61)年にファサードを再生して、現在は美容室になっています。

 白いモルタル仕上げされたファサードは左右対称。4本の柱が屋根より高いところまで伸びています。何かを支えているわけでもないので、飾り柱でのようです。また一階の出入り口には2連の半円アーチのファンライトがあり、庇を4本のトスカナ式円柱で支える凝ったデザインです。入口が2か所あるのは男湯と女湯があった銭湯時代の名残でしょう。

 2階は住居だったようで、両側に縦長の上げ下げ窓が並んでいて、中央の窓には半円形のペディメントがやや不自然な形で残っています。一見コンクリート造りに見えますが、実は煉瓦造りの2階建て。

美容室あみん
旧衛生湯
1921(大正10)年ころ
設計・施工 : 不明
函館市宝来町23-5
撮影 : 2009.9.24
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by gipsypapa | 2010-09-30 10:19 | 建築 | Trackback | Comments(4)
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Commented by j-garden-hirasato at 2010-10-02 09:49
洋館の銭湯とは、
当時は、そうとう珍しい存在だったのでしょうね。
今も現役だったら…。
それが残念ですが、
残されているだけでいいですね。
Commented by mini-mini32 at 2010-10-02 20:11
美容院が利用しているのはいいけれど、
古いビルが好き!って方ではなさそう・・・(-_-;)
できれば、入り口の、折りたたみの門扉・・・・
ない方がいいのになぁ~
Commented by gipsypapa at 2010-10-02 22:00
j-garden-hirasato さん
確か函館には古い銭湯が何箇所か残っています。
全部見たわけではありませんが、
一般的にはせいぜい擬洋風です。
この一帯は函館銀座といわれるだけがあり、
モダンなものになったのでしょうね。
Commented by gipsypapa at 2010-10-02 22:03
mini-mini32 さん
ちゃんと残っているだけでも嬉しいです。
折りたたみの門扉?
確かに防犯の役に立ちそうにないですよね。
なんでかな?
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