函館の相馬家住宅

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 元町公園の東側、旧イギリス領事館を眼下に見下ろし、函館港を一望にできる位置に建つ明治末期の大邸宅。すでにこのブログで紹介した相馬株式会社函館本社(旧相馬合名会社)の社長で、函館貯蓄銀行取締役や函館商工会議所の議員を務めた相馬哲平のお屋敷でした。

 むくり破風の玄関に屋根は赤い桟瓦葺き。母屋の外壁は下見板貼りで、縦格子の窓と軒下には白い漆喰壁の豪華で本格的な和風住宅です。正面玄関の右側には窓枠や定木柱に細かな細工をした洋風の応接室が併設されていて、明治の函館を代表する和風+洋風の建築意匠からなる歴史的で貴重な建物とです。函館市歴史的景観賞の木造平屋、一部2階建て。

相馬家住宅
旧相馬哲平邸
1908(明治41)年-
函館市歴史的景観賞
設計・施工 : 筒井与三郎
函館市元町33-2
撮影 : 2009.9.23
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 元町公園側にある附属土蔵も同年(明治41年)の築。
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 旧イギリス領事館の裏庭から見上げると突き出した2階部分がよく見えます。この2階からの眺めは素晴らしいでしょう。
by gipsypapa | 2010-09-24 13:23 | 建築 | Trackback | Comments(6)
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Commented at 2010-09-24 21:52
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by gipsypapa at 2010-09-24 22:11
sy-f_ha-ys さん、
最初は何のことかわかりませんでした。
次に茶房の方をアップしようとしていました。
よく見ると、向かい合わせであっちを撮ったりこっちを撮ったりしていたので、
写真のファイル番号頼りだったのが間違いでした。(恥)
ご指摘、感謝します。明日は修正しなければ。
Commented by j-garden-hirasato at 2010-09-25 05:46
和風なのに、
やっぱり洋風が取り込まれているんですね。
和と洋の融合は、
当時の函館の建築業界の申し合わせ?
Commented by gipsypapa at 2010-09-25 10:05
j-garden-hirasato さん、
コメント頂きありがとうございます。
一部の写真が、道を挟んだ向かいの建物と間違っていました。
修正しています。失礼しました。
純和風の家屋に、洋風の応接室というのは
全国的にも見られる形ですね。
Commented by mini-mini32 at 2010-09-25 23:39
素晴らしく、細やかな細工があって、
手が込んでいますね・・
和風建築も、洋風の部分も、丁寧な細工が見えますね
素晴らしい・・・
Commented by gipsypapa at 2010-09-26 10:33
mini-mini32 さん、
大邸宅ですよね。
昔の実業家は桁はずれの財力があったようで、
最近話題になっている格差というのは、
当時はもっと大きかったのでしょう。
ここを請け負った筒井与三郎という人は相馬家のお抱え棟梁だったらしいです。
いい仕事をしていますねぇ。
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