日本基督教団函館教会

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 昨日の旧伊藤家住宅(加藤組土建所有建物)のあるブロックの海側、バス通りにある昭和初期の教会。耐火構造を意図したコンクリート造りで、白い外壁に濃い青色の尖塔屋根のあるゴシック風建築です。非対称のファサードで塔屋部分に丸窓が一つ。その周りに美しい尖頭アーチ窓が並びます。

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 設計は北海道帝国大学営繕課の萩原惇正。旧北海道帝国大学農学部本館(現北海道大学環境資源バイオサイエンス研究棟)、同理学部本館(現北海道大学総合博物館)、北海道立文書館分館、北海道知事公館(旧三井クラブ)、サッポロビール開拓使麦酒記念館(旧札幌製糖会社工場)、杉野目家住宅など札幌に作品が多く残っていますが、函館にはこの建物しかありません。函館市景観形成指定建造物の鉄筋コンクリート造り2階建て。

日本基督教団函館教会
旧日本メゾシスト函館教会
1931(昭和6)年
函館市景観形成指定建造物
設計 : 萩原惇正
施工 : 伊藤組
函館市元町31-19
撮影 : 2009.9.23
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by gipsypapa | 2010-09-16 13:36 | 建築 | Trackback | Comments(2)
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Commented by j-garden-hirasato at 2010-09-17 21:28
左右非対称というのがおもしろいですね。
部屋割りとかでいろいろ変わると思いますが、
教会なら、
左右対称というイメージがありました。
建築って、
そんなに単純ではないんですね。
Commented by gipsypapa at 2010-09-18 12:43
j-garden-hirasato さん、
特に中世ヨーロッパ風のデザインは左右対称が多いですね。
なんとなく安定感があるので教会に向いているのでしょう。
日本の教会では2階建ても珍しいです。
ここの塔屋は階段室を兼ねているのではないでしょうか。
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