旧函館区公会堂

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 昨夜、小樽・札幌の旅から帰ってきました。記録的な猛暑日が続く大阪の最低気温が、北海道の最低気温。短いながらも避暑気分を味わいました。今日から再開します。小樽・札幌でも数多くのレトロな建物を見てきましたが、函館もまだ終わらず、そのほかの地方のネタも多いので、御披露できるのは1年くらい後になるかも知れません。

 函館では太刀川家住宅店舗函館、ハリストス正教会復活聖堂、遺愛学院旧宣教師館(ホワイトハウス)、遺愛学院(遺愛女子高等学校)本館と並ぶ、国の重要文化財に指定されている函館を代表する建物の一つです。

 函館の港と町並みを眼下に望む高台にある旧函館区公会堂は、明治末期に建てられた左右対称のコロニアルスタイルとライトブルーと黄色の組み合わせが美しい建物です。

 日本各地にある現存している公会堂の中でも、建築意匠・技法に優れ、建物の改造が少なく家具の保存状態も良いことから、昭和49年に国の重要文化財に指定されました。2階の大広間は吊天井の技法を用いていて、柱が一本もありません。明治44年に大正天皇が皇太子殿下として行啓の際の宿舎として使用さ、館内はその貴賓室130坪の大広間など当時の華やかな雰囲気がそのままに残っています。

 施工は明治から大正にかけて北海道で活躍した請負師の村木甚三郎と息子の喜三郎。函館でも函館海産商同業組合事務所、旧小林写真館、函館大手町ハウス、旧函館市立図書館書庫など彼の作品が残っています。重要文化財と函館市伝統的建造物の木造2階建て。

旧函館区公会堂
1910(明治43)年
重要文化財
函館市伝統的建造物
設計 : 函館区(小西朝次郎)
施工 : 村木甚三郎、村木喜三郎
函館市元町11-13
撮影 : 2009.9.23
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by gipsypapa | 2010-08-29 15:37 | 建築 | Trackback | Comments(2)
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Commented by j-garden-hirasato at 2010-08-31 06:01
立派な建物ですね。
状態もいいようだし、
国の重要文化財に指定されるのも分かります。
しかも、景色も最高です。
Commented by gipsypapa at 2010-08-31 13:14
j-garden-hirasato さん、
当時の函館の繁栄ぶりをしのばせる建物です。
2階の大広間では舞踏会をやっていたような雰囲気がありますね。
景色のよさも抜群で、夜景も美しかったでしょう。
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