函館銀座通りのカフェ

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 昨日から紹介している一角は函館銀座通りというそうです。ということで昔懐かしいカフェだった建物を紹介します。これらは関根要太郎研究室@はこだてで知り、訪ねましたので、データもこのブログのものを転載させてもらいました。

 いずれも、この通り残った多くの建物と同様、1921(大正10)年の函館大火後に、建てられた鉄筋コンクリート製のビルディングで、カフェとして隣り合って営業し、ともに間口が狭い細長の3階建てなのは、興味深いものがあります。
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 右側の白い建物はカフェー三の糸だったビルで、装飾の少ないすっきりした外観。鉄筋コンクリート造り、3階建て。

旧カフェー三の糸
1922(大正11)年ころ
設計・施工 : 不明
函館市末広町7-14
撮影 : 2009.9.24
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 向って左側のグレーの建物は旧カフェースター。こちらは正面にレリーフがある、やや様式主義的な外観で、カフェらしさを感じさせます。最近まで蕎麦屋の店舗として使われていたそうですが、現在は左隣にある当時の銀座通りの建物をイメージして新しく建てられた2階建ての建物に引っ越ししたとあります。しかし私が行った時にはシャッターが閉まっていて、それらしき看板も見当たりませんでした。鉄筋コンクリート造り、3階建て。

天満つ蕎麦店
旧カフェースター
1922(大正11)年ころ
設計・施工 : 不明
函館市末広町7-15
撮影 : 2009.9.24
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 冒頭に「昔懐かしいカフェ」と書きましたが、もちろん個人的に当時のカフェを知るわけがありません。テレビのドラマなどで見たことがある東京銀座のカフェから想像するだけなのですが、独特の雰囲気を感じます。本来はコーヒーを飲ませる店ですが、戦後の喫茶店でもないし、ヨーロッパのいわゆるカフェでもない。むしろ最近のメイド喫茶に共通する風俗営業形態のようなものか。いずれにしろカフェのある通りということから、昭和初期には、この一角が賑わっていたのは間違いないでしょう。

 まったく関係ありませんが、現代のそれぞれのカフェの形態をお遊びで。
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 京都の喫茶ソワレ。私にとっては懐かしい戦後の喫茶店のスタイル。
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 南仏アルルのカフェ・ヴァン・ゴッホ。ゴッホの「夜のカフェテラス」に描かれたカフェ。
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 秋葉原のメイド喫茶。(笑)
by gipsypapa | 2010-06-24 11:47 | 建築 | Trackback | Comments(0)
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