函館の橋谷家住宅・旧店舗

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 市電通りに面し、大町駅のすぐ西側にある古い洋館。「関根要太郎研究室@はこだて」で知った物件ですが、近くに数多くのレトロな建物があるので、予備知識がなくても見つけたに違いない建物です。左側に住宅、右に蔵のような旧店舗が並んでいます。

 住宅は木造に石貼り風の外観。2階には縦長の上げ下げ窓のある洋風建築ですが、屋根は方形屋根、玄関庇の破風も和風になっていて、いわゆる和洋折衷といえます。石貼り風に見えますが、「関根要太郎研究室@はこだて」では、外壁にモルタル塗りとあります。ということは、モルタル塗りに目地を切りこんだものかもしれません。玄関上部や、2階の窓の上部には洋風のレリーフがあしらわれ、建物両側と玄関両脇の柱には白いタイルが貼ってあるなど、かなり凝った意匠です。これだけの建物が、↑のブログの他に情報がないのがちょっと不思議。木造2階建て。

 一方、隣の旧店舗と思われる、蔵造りの重厚な建物。函館で多く見かける形状ですが、少し色褪せた白い外壁が存在感を主張していました。こちらは土蔵造り2階建て。

橋谷家住宅・旧店舗
1921(大正10)年ころ
設計・施工 : 不明
函館市大町6-12
撮影 : 2009.9.24
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 手前に煉瓦の防火壁が残っています。
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by gipsypapa | 2010-06-03 09:43 | 建築 | Trackback | Comments(5)
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Commented by j-garden-hirasato at 2010-06-04 06:09
なかなか立派な建物ですが、
個人の所有だと、
なかなか情報が出回りませんね。
ましてや、
きれいに補修とかして、
登録文化財にでもなっていれば違うんでしょうが、
補修もしきれていない場合は、
見せよう、という気持ちにはならないんでしょう。
Commented at 2010-06-04 09:51
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by gipsypapa at 2010-06-04 09:54
j-garden-hirasato さん、
雰囲気からして、今は使われていないようです。
住宅部分は傷みが目立ちますが、
かなり凝った意匠の洋館なので、
レトロを売りにしている函館としては、
何かPRしてもよいと思います。
ただ、このへんは持ち主の意思次第なので
簡単にはいかないのでしょう。
Commented by gipsypapa at 2010-06-04 10:11
sy-f_ha-ys さん、
なるほど、やはり持ち主はここにはお住まいではないのですね。
こういうモダンな感じの洋館建築は、函館では比較的珍しいので
私のお気に入りの一つです。
私もイメージ的には医院だったのではという印象でしたが、
一般住宅だったようですね。
Commented at 2010-06-08 15:17 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
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