清朝末期の建築様式である関帝廟形式の建物で、関帝を祀る主棟と,左右前方に延びる翼廊と正面玄関棟からなっています。壁に赤レンガを使用し、釘を一本も使わなかったとあります。躯体はレンガなので、釘は関係なく、内装に使われた木材の組みかたのことだと思われます。内部は「華麗で爛熟した清朝末期の雰囲気を持つ」といわれているので、何とか見たいものですが、かつて行われたという一般公開は、入場者の減少や建物の老朽化などを理由に休止されています。国の登録有形文化財と函館市景観形成指定建造物の煉瓦造り、平屋建て。 函館中華会館 1910(明治43)年 登録有形文化財 函館市景観形成指定建造物 設計 : 朱英表 施工 : 中国人大工・工藤弥寿治ほか 函館市大町1-12 撮影 : 2009.9.23 長崎で見た唐人屋敷の一連の内装と同じように、朱色や金色をふんだんに使っています。
by gipsypapa
| 2010-05-30 16:54
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