名古屋市立筒井小学校

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 1923(大正12)年の関東大震災のあと、大正末期から昭和初期にかけて、全国各地に建てられた鉄筋コンクリート造りの震災復興建築の小学校の一つ。今でも東京と京都に数多くの優れた意匠の小学校が残っていますが、名古屋市では11校あったうち現存しているのはここだけになってしまいました。

 この時代に建てられた小学校に共通しているのは、一部に様式主義を取り入れたモダニズム建築が競うように多く建てられたことです。この筒井小学校も全体的にはモダニズム様式としながら、最上階にアーチ窓を並べているのが目を引きます。設計は市の建築課ですが、当時は全国各地で同様の新設小学校が作られたことから考えて、学会や雑誌など、各都市間の横の情報は共有されていたのではないでしょうか。鉄筋コンクリート造り、3階建て。

名古屋市立筒井小学校
1936(昭和11)年
設計 : 名古屋市建築課
施工 : 不明
名古屋市東区筒井1-15-28
撮影 : 2009.7.23
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 グランド(南)側にアーチ窓の並ぶ校舎。左側は後に増築されたものかも知れません。
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 裏(北側)にはボイラー用と思われる煙突があります。
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by gipsypapa | 2010-04-08 10:07 | 建築 | Trackback | Comments(4)
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Commented by j-garden-hirasato at 2010-04-10 06:03
学校の建物も、
昭和の初期に建てられたものは、
デザインにちょっとした工夫があって、
楽しいですね。
高度成長期のものは、
機能のみで、
美しさがありません。
Commented by gipsypapa at 2010-04-10 22:20
j-garden-hirasato さん、
そうですよね。
このころ建てられた小学校は、どれを見ても
一工夫されていて見所を持っています。
戦後の学校は四角い、豆腐みたいなのばかりなので、
当時の市の設計者の意気込みが伝わってきます。
Commented by こう at 2011-05-21 19:16 x
この学校出身者ですが、この校舎には地下室が存在します。
Commented by gipsypapa at 2011-05-22 08:38
こうさん、
グランド側からの眺めがいい学校です。
地下室とは珍しいですね。
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