旧羅典神学校

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 大浦天主堂に向って右側に隣接している建物。プチジャン神父が日本人聖職者育成の目的に設立した旧羅典(ラテン)神学校です。神学校の校舎兼宿舎として使用されました。

 骨組が木造で壁に煉瓦を積んだ、木骨煉瓦造り。外開きの鎧戸がついた窓や階段など西欧建築技術が随所に取り入れられていますが、全体的には部屋割りはいたってシンプル。和風の土蔵のような雰囲気もあります。

 設計と施工監督は敷地内に建つ旧長崎教区大司教館と同じく、フランス人のマルク・マリー・ド・ロ神父。現在はキリシタン資料室として一般開放されています。国の重要文化財に指定された、木骨煉瓦造り、3階(屋根裏部屋付き)建て。

旧羅典神学校 
1875(明治8)年
重要文化財
設計・施工 : ド・ロ神父
長崎市南山手町5-3
撮影 : 2009.5.18
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 傾斜地に建っているので、入口は2階部分に。
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 大浦天主堂とは狭い道を挟んで隣接。開け放たれた窓から天主堂が間近に見えていました。
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 1階と2階をつなぐカーブ状の階段。
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 明治初期のキリスト教布教に使われた版画や、江戸時代の隠れキリシタン関連の資料などが数多く展示、販売されています。
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 正面に見えるのが旧羅典神学校。そこからさらに坂の小道を上った所に白い鐘楼のような塔が建っています。下見板貼りに見えましたが、近づくとパネル貼りのようでした。新しい建物でしょう。
by gipsypapa | 2010-02-19 11:28 | 建築 | Trackback | Comments(4)
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Commented by j-garden-hirasato at 2010-02-21 08:15
曲線が美しいですね。
外観は和、内部が洋、
このギャップがおもしろいです。
Commented by gipsypapa at 2010-02-22 11:00
j-garden-hirasato さん、
階段の曲線はかなり微妙な形です。
重厚な外観で、さすがに重要文化財。
長崎は外国人が持ち込んだ洋風建築と、
日本の棟梁の共作が多く、興味深いです。
Commented by ニール at 2013-01-22 00:06 x
私も最近こちらを訪問しました
ヤフーの「海の星」というブログで、こちらのブログのアドレスを
紹介させていただきました
私には撮れなかった、とてもきれいなお写真を拝見できて感謝します
Commented by gipsypapa at 2013-01-22 13:36
ニールさん、
初めまして。
もう4年近くまえのことなので、
長崎のどの建物を見たかとか忘れがちですが、
ここはよく覚えています。
ブログも見せてもらいました。
ここは無料で自由に中を見ることができたと思います。
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