長崎市南山手レストハウス(南山手乙27番館)

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 有名なグラバー園のある南山手町は小高い丘にあり、昔は険しい坂道を登って行く必要がありましたが、近年斜行エレベータと垂直エレベータを乗り継いで山頂まで行けるようになりました。垂直エレベータを降りて、グラバー園に行く途中にある、長崎市南山手レストハウス。市民や観光客の無料休憩施設になっていて、旧居留地に関する資料などが展示されていました。

 江戸時代末期の元治元年(1864年)から慶応元年(1865年)ころに建てられた石造外壁を持つ初期の居留地住宅。前後のベランダに木柱と石柱を併用している珍しい建物です。使われている石は、出島やグラバー園内で公開されている他の石造建物群と同じ天草の下浦石。大谷石と似た色合いをしています。1993~1995(平成5~7)年に改修工事が行われましたが、下浦石は140年以上経った今でも、この建物を支え続けています。石造り、平屋建て。

長崎市南山手レストハウス
南山手乙27番館(旧清水邸)
1864(元治元)年~1865(慶応元)年頃
国選定重要伝統的建造物群保存地区 伝統的建造物
設計・施工 : 不明
長崎市南山手町7-5
撮影 : 2009.8.18
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 正面のベランダには木の柱。
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 裏にあるベランダは石柱が並んでいます。
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 現在は裏側にある門。海が真下に見える絶好のロケーションで、昔は石柱のあるこちら側が正面だったようです。
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by gipsypapa | 2010-01-28 14:12 | 建築 | Trackback | Comments(2)
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Commented by j-garden-hirasato at 2010-01-29 18:55
下浦石の方が、
黄色みがかっていて、
見た目はいいですね(個人的な好みですが)。
石質は同じでしょうか。
石を使うと、
木造とは雰囲気が全く異なるのが、
おもしろいです。
Commented by gipsypapa at 2010-01-30 11:26
j-garden-hirasato さん、
宇都宮の大谷石はもっと白いようですね。
レトロ感は下浦石ですが、大谷石の重厚感にも魅かれます。
ここでは石と木をうまく使っています。
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