南都銀行本店

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 和風建築が多い奈良市では貴重な欧風古典様式の建物。メインストリートである三条通りに面しています。岡山産花岡岩を使用し、褐色のタイル貼り外壁の正面に4本のイオニア式オーダーが並ぶ典型的な銀行建築です。列柱下部の羊のレリーフ装飾が印象的。

 設計は辰野金吾に学び、北海道銀行本店(1912年)、日本銀行小樽支店(1912年)、旧三井銀行下関支店 / 現山口銀行旧本店(1919年)、旧横浜正金銀行青島支店/現中国銀行青島分行(1919年)、日本銀行岡山支店(1922年)、旧大倉精神文化研究所 / 現横浜市大倉山記念館(1932年)、旧日本銀行広島支店(1936年)など、多くの銀行建築の設計を手掛けた長野宇平治。登録有形文化財の鉄筋コンクリート造4階建、地下1階

南都銀行本店
旧六十八銀行奈良支店 1926(大正15)年
登録有形文化財
設計 : 長野宇平治
施工 : 大林組
奈良市橋本町16-1
撮影 : 2009.8.28 & 29
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by gipsypapa | 2009-11-26 11:16 | 建築 | Trackback(2) | Comments(2)
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Tracked from 中国・青島@建築探訪記 at 2009-11-26 20:29
タイトル : 横浜正金銀行青島支店(中国青島の旅・59)
  ◆旧横浜正金銀行青島支店     ◎設計:長野宇平冶     ◎竣工:1919年 前回紹介した旧三菱商事の隣に現存するかっての銀行店舗。 この建物は第一次世界大戦後、チンタオが日本の支配下へと変わった1919(大正8)年に、横浜正金銀行の青島支店として建てられたものです。 設計は明治から昭和初期にかけて活躍してた建築家・長野宇平冶(1867~1937)によるものです。長野は東京日本橋の日本銀行新館をはじめ、明治から昭和初期にかけて数多くの傑作を残してきた建築家ですが、その近代建築界の大家...... more
Tracked from ロドリゲスインテリーン at 2009-12-19 14:46
タイトル : 小樽の建築探訪
小樽の建築探訪... more
Commented by j-garden-hirasato at 2009-11-29 01:17
銀行らしい重厚なデザインです。
正面柱の彫刻は凝ってますね。
これも、設計者の好みでしょうか。
Commented by gipsypapa at 2009-11-29 22:03
j-garden-hirasato さん、
この手の建物は色々見てきましたが、
奈良市は、和風に統一するという行政の指導があったと思われ貴重です。
国の有形文化財に指定されたのも、そういう背景があったからでしょうね。
羊の彫刻は、設計者の意図があったせいでしょうが、
他の作品と比べても、特殊かもしれません。
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