旧大阪砲兵工廠守衛詰所

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 旧化学分析所を撮影していて、お堀端に見つけた小さな建物。明治初期に建てられた大阪砲兵工廠の内、唯一残っているものと思われます。旧正門を入った所にあり、守衛詰所として使われていました。今はトラ柵で囲まれ、ほとんど朽ちるのを待つだけのように放置されています。煉瓦造り、平屋建て。

旧大阪砲兵工廠守衛詰所
明治初期
設計・施工 : 不明
大阪市中央区大阪城3-30
撮 影 2009.3.28
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 痛みが目立ちます。「危険」の札が下がっていますが、確かに今にも崩れそう。
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 筋鉄門(すじがねもん)跡。江戸時代の初期のもので、明治時代は大阪砲兵工廠の正門でした。今は左右の石組だけ残っています。
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 旧化学分析所もこの建物も、なぜこのような状態で放置されているのでしょうか。自衛隊が使用していたということは、今も国の所有?そのため大阪府も市も手を出さないとしたら、行政の垣根の高さを象徴しているとも言えます。トラ柵には「東部方面公園事務所」の札。少なくとも柵は大阪市が置いたようです。としたら市の財政上の問題かも。ちなみに旧化学分析所の周辺の駐車場(かなり広い)には料金徴収する設備もなく、人もいませんでした。
by gipsypapa | 2009-10-15 10:13 | 建築 | Trackback | Comments(2)
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Commented by j-garden-hirasato at 2009-10-16 05:49
この状態での放置は、
悲しすぎます。
朽ちる前に、
何とかしてもらいたいものです。
Commented by gipsypapa at 2009-10-16 13:02
j-garden-hirasato さん、
仮設の柵が囲んでいるので、もしかしたら工事の着工前かもしれません。
もしそうだとしたら、解体でしょうね。
この小屋のような建物なら、保存運動は起こらないかと。
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