造幣博物館

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 造幣局の自家発電設備だった火力発電所を再生利用して、ガス燈、天秤、金属工芸品など、造幣局で製作したものをはじめ、古代から現代までの各国・各種の貨幣などを展示する博物館として一般公開しています。

 建物は造幣局構内に残る唯一の明治時代のレンガ造りの西洋風建築です。切妻に丸窓のある建物はボイラー室。ペディメントの方は発電機室だったと思われます。レンガ造り3階建て。

 設計は明治・大正期に活躍した建築家の河合浩蔵(かわい こうぞう)。工部大学校造家学科(現 東京大学)でジョサイア・コンドルに建築を学び、関西建築界の長老的な存在でした。代表作は神戸地方裁判所庁舎、小寺家厩舎 (重要文化財)、日濠会館 (現 海岸ビルヂング、登録有形文化財)、奥平野浄水場施設 (現 水の科学博物館、登録有形文化財)、三井物産神戸支店 (現海岸ビル、登録有形文化財)、報徳銀行大阪支店 (現 新井ビル、登録有形文化財)など。

 再訪しましたので写真を追加します。

造幣博物館
旧造幣局発電所 1911(明治44)年
設計 : 河合浩蔵 (河合建築事務所)
施工 : 直営
大阪市北区天満1-1-79
撮 影 2006.4.15, 2008.1.26 & 4.19 & 2015.1.30
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 私は、まだ中には入ったことがありませんが、正門詰所で見学手続きをすれば、当日の飛び込みでも見学が可能だそうです。(平日のみ)
2015年にあらためて訪問しました。今回は桜の通り抜けではなく、平日なので内部の見学ができました。
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 入り口で手続きするだけで無料です。
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 ここ造幣局は硬貨の製造に特化しています。そのための機械が野外に展示してあります。
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 入り口にある明治の金貨のオブジェが出迎えてくれます。
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 造幣局ゆかりの人物たち。
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 グラバー邸で有名なトーマス・グラバー。どんな関係・・・?解説では「慶応4年に政府は造幣工場の建設を決定し、会計官判事由利公正、外国事務局判事五代友厚らと英国商人グラバーとの間に当時閉鎖の状態にありました香港造幣局機械一式を6万両で購入する契約が成立しました。」なるほど。
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 T.J.ウォートルス。こちらは知っていました。「グラバーの紹介で明治元年から3年間、造幣局建築の設計監督に当たりました。煉瓦造り、煉瓦積み、ペンキ塗りなど当時日本にない技術でしたが、言葉の通じない邦人職人を熱心に指導して成し遂げました。」
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 見たこともない機械類がたくさん展示されていて、楽しめました。
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 日本の明治から現代の硬貨はもとより、世界の珍しい硬貨も展示されています。
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 なかには、こんなものも・・・
by gipsypapa | 2009-10-06 14:01 | 建築 | Trackback | Comments(0)
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