観慶丸商店

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 第2SSビルの隣にある昭和初期の建物。角のファサードには角ガラスを埋め込んだファンライトのあるアーチ窓や丸窓が配置された濃密なデザイン。観慶丸(かんけいまる)という伊達家御用達の回船問屋だった須田家の商店店舗のビルで石巻で初めての百貨店でした。元々、陶器を扱っていたことから、外壁は陶板タイルを貼り、一部装飾にも陶器製のタイルを使用しています。側面には上げ下げの角窓が整然と並び変化に富んだ外観になっています。屋根はスペイン瓦葺。タイル貼りのためにコンクリート造りに見えますが木造です。設計の須田幸一郎氏は先々代の店主。木造3階建て。

観慶丸商店 1930(昭和5)年
設計・施工 : 須田幸一郎
石巻市中央2-8-1
撮影 : 2009.5.3
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観慶丸商店は現在は店舗を別のところに移設したため、この建物には陳列品は少なかったです。
 石巻で最も存在感があり印象的な近代建築といえます。
by gipsypapa | 2009-09-26 17:05 | 建築 | Trackback | Comments(6)
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Commented by sy-f_ha-ys at 2009-09-26 22:38
以前書籍でこの建物の記事を読んだことがありますが、本当にタイルの見本市みたいな建物ですね。
角地のタイルなんか、朝日や夕日にあたったら色とりどりに輝きそうな感じがします。
Commented by gipsypapa at 2009-09-27 10:37
sy-f_ha-ys さん、
これだけの建物なので有形文化財の登録をしたらいいと思うのですが。

なお、24日に函館から戻りました。
結構、歩き回ったので、写真の整理が大変。
似たような建物が多いので、区別がつきにくいです。
それでも、見残しがたくさんあります。
ブログへのアップはまだまだ先なので、ゆっくり整理します。
Commented by ひろ009 at 2009-09-27 21:09 x
こんばんは。写真では見たことがありますが、ここのインパクトは凄いですね。第2SSビルと合わせてぜひ訪れたい場所です。
Commented by gipsypapa at 2009-09-28 11:25
ひろさん、
かなり強烈ですね。
ひろさんは仙台に出張されることがあるようですから、
一度足を伸ばされるのもいいでしょうね。
ただ石巻は交通の便から、1日ががりになってしまいそうです。
もう少し見どころがありますので、それも合わせてどうぞ。
Commented by j-garden-hirasato at 2009-09-29 21:06
個人的には、
好きな建物です。
凝っているのに、
それを感じさせないデザイン、
凄いと思います。
Commented by gipsypapa at 2009-09-30 09:46
j-garden-hirasato さん、
石巻だけでなく、全国的にも注目されていい建物です。
元の店主だった人の自家設計らしいのですが、
陶磁器だけでなく、建築にも見識のある人だったのでしょう。
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