八幡浜市の宇都宮病院

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八幡浜市を歩いていて、何度か近くを通り、よく目立った白亜の病院。古典主義的な外観が目を引きます。古い建物なら予めチェックしたときネットに情報があったはずですが、何もありませんでした。それもそのはず、近くでよく見ると「定礎 昭和53年3月」のプレートが貼ってありました。築後30年。レトロの定義には入りませんが、ランドマークとして紹介します。道路を挟んで3棟並ぶ巨大な病院で、あと20年待てば、もっと風格が出て有形文化財になるかもしれません。

宇都宮病院 
1978(昭和53)年
設計 : 小泉直久(株式会社フジタ)
施工 : 黒川建設

八幡浜市白浜通1579-39
撮影 : 2009.3.21.& 22
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 西側にある本館。ペディメントとクポラ(小ドーム)を冠した、鉄筋コンクリート造り、3階建て、地下1階。
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 東側には4階建て、地下1階の第2病棟と、さらに東側にも5階建て、地下1階の第3・5病棟が並ぶ大病院です。
by gipsypapa | 2009-08-06 10:54 | 建築 | Trackback | Comments(6)
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Commented by j-garden-hirasato at 2009-08-06 21:43
デザインはレトロ調ですが、
まだ新しい感じですね。
分かるものですねえ。
Commented by sy-f_ha-ys at 2009-08-06 22:18
確かに、一瞬「これって古い建物」と思ってしまいました。
様式建築など大昔の出来事になった昭和50年代に、こんな建物をわざわざ造ったというのは、何かこだわりがあったんでしょうね。

Commented by gipsypapa at 2009-08-07 11:05
j-garden-hirasato さん
なんとなく新しいのですよね。
この手のレトロ調の洋館は、最近は結婚式場に多いです。
古く見せていますが、なんとなく違うのですね。
Commented by gipsypapa at 2009-08-07 11:08
sy-f_ha-ys さん
結婚式場ならいざ知らず、病院なのでこれでお客を呼ぶためとは思えないし。
近代建築好きの院長さんだったりして。
Commented by 小泉 直久 at 2013-05-06 10:04 x
八幡浜の宇都宮病院が掲載されているブログを宇和島出身の友人が見つけてくれました。一期の宇都宮病院は当時建設会社フジタの新入社員でした私が設計を担当いたしました。医療施設の設計グループに配属され大学院で建築史を専攻していましたので、設計担当いたしました。当時の宇都宮院長は古風でしたが、地域医療に非常に熱心な立派な医師でした。レントゲンを撮るとき患者の身体を直接圧迫したりしたため、両手の指が変形されていたのを覚えています。施工は黒川建設でしたので、工事監理も出来ず設計後今だ竣工した建物を見ておりません。丁寧に使っていただけているようで設計者冥利に尽きます。ちなみに、クポラは中に球形の高架水槽が設置されています。
Commented by gipsypapa at 2013-05-06 15:37
小泉 直久さん、
はじめまして。
このブログで設計者の方から
直接コメントを頂いたのは初めてなので
驚いております。
↑ にコメントがあるように
昭和50年代後半に
このような様式主義の香りを残しているのは珍しいと思います。
クポラの中は高架水槽でしたか。
貴重な情報をありがとうございました。
早速データを追加しておきます。
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