八幡浜市の大正湯

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 擬似コンクリート造りの建物が多く残っている、八幡浜市では貴重な下見板張りの木造建築。大正期の築といわれています。今は寂れた感じですが、明るい水色に塗られた外壁が当時のモダンで華やかな頃をしのばせます。人気の銭湯だったのではないでしょうか。

 「本日休業」の札の横に「お客様へ 誠に勝手ながらしばらくの間お休みさせていただきます」という張り紙。最近まで営業していたと思われますが、再開されるのかどうか不安になる佇まいでした。木造2階建て。

大正湯 1916(大正5)年ころ
設計・施工 : 不明
八幡浜市大正町1132
撮影 : 2009.3.22
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 こういう凝った設計の銭湯は、内部の装飾も面白いと思うのですが、見ることはできないかもしれません。
by gipsypapa | 2009-08-05 14:39 | 建築
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