八幡浜市の旧白石和太郎邸洋館

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 旧宇都宮壮十郎邸の隣にある旧白石和太郎邸の洋館。紡績工場と大峯鉱山の経営で絶大なる財を成した白石和太郎氏の住宅で、かつては、左側に武家様式のお屋敷があったたそうです。

 左右対称形のいわゆる擬洋館。玄関上部の小屋根には三角ぺディメント。一階の窓は半円アーチ、2階は三角形のペディメントに、いずれにも唐草模様の華やかなレリーフがあり、変化に富んだデザインとなっています。同時の大工が建てたといわれる凝った作りの洋館です。八幡浜市指定有形文化財の木造2階建て。

旧白石和太郎邸洋館 明治末期
八幡浜市指定有形文化財
設計・施工 : 不明
八幡浜市保内町川之石2-9
撮影 : 2009.3.21






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 戦後の1950(昭和25)年から1989(平成元)年までは、川之石ドレスメーカー女学院として使用され、地元では「ドレメ」という愛称で呼ばれていたそうです。
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 玄関を入ると玄関ホールですが、カウンターのある事務所のような感じ。カウンター中央に柱には漆喰の柱頭飾りが載っています。
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 天井飾りの天使の人形と世界地図。アジア全体が同じ色に塗られ、明治末期の日本の世界観を反映したような絵柄です。
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 らせん階段を上って、
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 2階の天井飾りには、なぜか果物カゴの形。
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 二階の各室は天井飾りがそれぞれ部屋ごとに違えてありました。
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 各所に見られる当時の建具類。
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 内部も一般公開されています。常駐しているわけではありませんが、入口脇にある呼び鈴を押すと、近所の管理人の方が来てくれて、鍵を開けてくれると同時に、洋館の詳しい説明をして案内してくれます。(無料)
by gipsypapa | 2009-07-13 11:27 | 建築 | Trackback | Comments(4)
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Commented by j-garden-hirasato at 2009-07-14 05:27
色合いが渋いですねえ。
ドレスメーカー女学院とは、程遠いイメージですね。
建築当初から、こういう色合いだったんでしょうか。
でも、個人的には、
重厚感があって好きな色合いです。
Commented by gipsypapa at 2009-07-14 10:35
j-garden-hirasato さん
どこかのブログで、かっては真白だったと書いてありました。
ちょっと想像しにくいのですが、今の色もいいですね。
ブログには良い写真がなくアップしませんでしたが、
ドレメ時代の古いミシンや裁縫台が保存してありました。
Commented by えーき at 2017-12-10 09:28 x
素晴らしい!
勉強になりました。
Commented by gipsypapa at 2017-12-11 09:00
えーきさん
コメントいただきありがとうございました。
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