八幡浜市の八興産業製材倉庫(旧東洋紡績赤レンガ倉庫)

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 愛媛県の八幡浜市へ来ました。今回の旅行は四国の2か所に宿泊する予定で、最初は香川県でも1泊するつもりで、いろいろ調べましたが、交通の便がもうひとつ。結局、松山市とここ八幡浜市に泊ることにしました。初日はまず八幡浜市街から離れた保内町を目指しました。

 ネット情報でも、バス路線が廃止になったとかで、これという八幡浜駅前からの交通機関がなさそうでしたが、やはりそのとおり。タクシーしかないかと思って駅前の交番で聞くと、自転車で行ける距離とのこと。早速、駅前でレンタサイクルを借りて移動しました。とはいえママチャリでの丘越えです。途中道を間違って行き止まりだったりして、かなりしんどかったです。

 保内町を目指したのは、この地に多くの文化財が集中しているからなのでした。まずは旧東洋紡績川之石工場原綿倉庫から。かつては各種産業が盛んだった保内町の川之石地区。その代表とも言える宇和紡績(後の東洋紡績川之石工場)の跡地に一部の煉瓦倉庫が残っています。煉瓦建築では、それなりに有名な建物ですが、特筆するところはあまりないようです。煉瓦造り、平屋建て。

八興産業製材倉庫
旧東洋紡績川之石工場原綿倉庫 1919~1926(大正8~15)年
設計・施工 : 不明
八幡浜市保内町川之石1-243-1
撮影 : 2009.3.21
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 手前の橋は美名瀬橋(みなせばし)1933(昭和8)年。 近年改修されて、当時の面影は少ないようです。
by gipsypapa | 2009-07-09 11:37 | 建築
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