野村證券本店

c0112559_1111597.jpg
 三菱倉庫から日本橋川沿いに西に進むと長大な建物が見えてきます。すでにこのブログでも紹介した、大阪ガスビルディング大阪倶楽部高麗橋野村ビル滴翠美術館を手がけた安井武雄の設計。大正末から昭和の初頭にかけて活躍した建築家で、当時の西洋建築志向の時流にとらわれない「自由様式」を主張し、大胆な造形を生み出した建築家です。

 建物は3層構造になっていて、1階部分が石張り、中間部はあずき色のタイル貼り、そして7階部分だけは白いモルタル仕上げになっています。美しいとは言い難いのですが、堂々として不思議な存在感のある建物です。鉄骨鉄筋コンクリート造7階建て。

野村證券本店
旧日本橋野村ビル 1930(昭和5)年
設計 : 安井武雄
施工 : 大林組
東京都中央区日本橋1-9-1
撮影 : 2008.12.13
c0112559_1141653.jpg
 三菱倉庫と道路を挟んで対面している部分は、後の増築部分。
c0112559_1145929.jpg
c0112559_115263.jpg
c0112559_1155080.jpg
c0112559_1161939.jpg
 しばらく増築部分が続き、異様に長いビルです。
c0112559_1171792.jpg
c0112559_117484.jpg
 西の端まで来たら、こちらがファサードです。
by gipsypapa | 2009-06-11 11:09 | 建築 | Trackback | Comments(2)
トラックバックURL : http://gipsypapa.exblog.jp/tb/11727361
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
Commented by j-garden-hirasato at 2009-06-12 05:42
色も形もインパクトがありますね。
これで昭和初期の建物ですか。
現代の作品みたいです。
個人的には、それほど違和感はありません。
Commented by gipsypapa at 2009-06-12 10:05
j-garden-hirasato さん
三菱倉庫が客船なら、野村證券は巨大なタンカーですかね。
記憶に残る建物です。
<< 東京の日本橋 東京日本橋の三菱倉庫本社ビル >>