東京兜町の成瀬証券

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 安藤証券のビルから少し北上したところに成瀬証券のビルがあります。白い石の飾り柱に挟まれた、黒い窓部のコントラストが見どころ。昭和10年という時代を反映して、古典主義の色を残しながらも、全体的には現代的な印象を与えています。鉄筋コンクリート造り、3階建て。

 設計は大正時代から昭和時代にかけて活躍した西村好時。数多くの旧第一銀行を中心とした銀行建築を手がけました。このブログでもすでに京都中央信用金庫丸太町支店(旧第一銀行丸太町支店)を紹介していますが、多くの作品例が紹介されている、関根要太郎研究室@はこだてがまとまっていますのでどうぞ。

成瀬証券 1935(昭和10)年
設計 : 西村好時
施工 : 清水組
東京都中央区日本橋兜町4-2
撮影 : 2008.12.13
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 隣に見えるのは、山二証券ビル。これも西村好時の設計です。
by gipsypapa | 2009-06-05 10:15 | 建築 | Trackback | Comments(2)
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Commented by j-garden-hirasato at 2009-06-07 05:52
銀行らしい堂々とした建物です。
窓枠、扉の色が重厚感を増していますね。
外壁の装飾も派手すぎず、
建物にマッチしています。
こういう細々した装飾のデザインまで、
建築家がしていたんでしょうか。
Commented by gipsypapa at 2009-06-07 14:55
j-garden-hirasato さん、
はい、そう思います。
依頼主の希望をくみ取って、全体の設計をパッケージとして表現していると思います。
もちろん建築家が一人で全部は手掛けずに、事務所で仕事は分担していたでしょう。
それでも全体は設計責任者が統一した思想でまとめていたはずです。
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