国盛「酒の文化館」

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 半田赤レンガ建物(丸三麦酒の醸造所)は、四代目中埜又左衛門と盛田善平によって始まったことを書きました。中埜(なかの)家は半田市の名家で、酒造りから大量に出る酒粕を原料にして食酢の醸造を始めたのが、中埜酢店(現ミツカン)の創業者である初代中野又左衛門でした。(中埜家の本家。4代目から「中野」を「中埜」に。初代中埜又左衛門はその分家。)

 その歴史のある江戸時代の酒蔵が「国盛 酒の文化館」として公開され、観光名所になっています。黒塗りの壁に白い漆喰窓が当時としては斬新な意匠。230年以上前の建物が時代を超えて保存・利用されているのは素晴らしいことです。木造3階建て。

国盛「酒の文化館」
旧中埜酒造酒蔵  1772 (江戸時代・安永年間) ころ
設計・施工 : 不明
半田市東本町2-24
撮影 : 2008.7.12
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珍しい、巨大な水車のようなものが上部にありますが、これは"アミダ"というもので、道具や材料の上げ降ろしに使った装置だそうです。当時のクレーンですね。
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 「酒の文化館」の周辺にも国盛の倉庫が建っています。
 「酒の文化館」は入場無料(電話予約とありますが、飛び入りで入れてもらえました)で利き酒もできます。
by gipsypapa | 2009-05-14 11:00 | 建築 | Trackback | Comments(4)
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Commented by mini-mini32 at 2009-05-14 16:48 x
またしても、素敵な酒蔵!
あの~・・・・・
ジプシーマニアさんも、
ジプシーパパさんのブログですよね?
写真で、そうおもうのですが・・・・
違いますか???
プロの写真家さんですか?
とても、沢山の記録写真ですね・・・・素敵です。
近くの建物に行ってみようと、思います(^'^)
Commented by j-garden-hirasato at 2009-05-15 05:38
赤の次は黒ですか。
この酒蔵も立派ですね。
カメラ小僧心がくすぐられてます。
半田市には、
なかなか面白いものが残っているんですね。
知りませんでした。
やっぱり、夏の帰省の際には、ぜひ、です。
ただ、家族の関心があるかないか…。
まあ、気ままに一人で行くことになるんでしょうね(笑)。
Commented by gipsypapa at 2009-05-15 09:26
mini-mini32 さん、
はい、ヴォーリズの方を最初に始めました。
元々古い洋館が好きでしたが、系統立てて見るようになったのは
今は解体されてしまった須磨の「室谷邸」を偶然見てからです。
しばらくヴォーリズ建築を追いかけていましたが、
簡単に行けるところは行きつくしてしまい、ネタ切れ状態です。
ということで、ついでに見てきた建物をこちらで紹介しています。
最近はヴォーリズ以外しか見る当てがありませんが・・・。
ただこの日曜日から長崎に旅行して活水女子大学を見てくるるつもりです。

ちなみに私はプロではないですよ。普通のサラリーマンのおっさんです。(笑)
プロの写真家が見たら一目瞭然でしょう。カメラもコンデジなのです。
Commented by gipsypapa at 2009-05-15 09:31
j-garden-hirasato さん、
ビールも酒も酢もあります。(^^)
家族の関心ですよねぇ。
私も旅行したら建物を中心に廻るので、よく文句を言われます(笑)。
まだもう少し見どころがありますので、続けますね。
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