横浜外国人墓地正門

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 横浜の山手を歩くと必ず前を通る外人墓地。観光の名所です。この墓地は1854(安政元)年ペリー提督とともに日本へ上陸したロバート・ウィリアムズという24歳の水兵を埋葬したのが最初とか。その後は横浜の居留の多様な国の外国人やその子孫など、埋葬記録では4800柱を越し、墓石数は2500程度となっているそうです。現在は財団法人横浜外国人墓地の下で運営されています。

 この正門を設計したのはアメリカ人で山手聖公会教会、ブラフ111番館、ベーリックホール、根岸競馬場、関東学院三春台六角塔などを設計し、横浜を中心に数多くの作品を残した建築家、ジェイ・ヒル・モーガン。1937(昭和12)年に亡くなったモーガン自身もここで眠っています。

 石造りの門の築年は不明なので、彼が日本フラー社の技師として来日した1920年以降といわれています。現在の門は1948(昭和23)年に写真をもとに復元されたもの。

横浜外国人墓地正門 1920(大正19)年以降/1948(昭和23)年復元
設計 : J.H.モーガン
施工 : 不明
横浜市中区山手町96
撮影 : 2006.4.30 & 2008.10.11
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 右手に見えるのは資料館。
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 墓地内は通常非公開ですが、正門を入ったところの広場から下を見下ろせるようになっています。緑の中に白い十字架のお墓が並んでいます。
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 財団法人横浜外国人墓地のホームページにオリジナルの写真がありますのでどうぞ。
by gipsypapa | 2009-04-08 11:14 | 建築 | Trackback | Comments(2)
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Commented by j-garden-hirasato at 2009-04-08 20:17
こういう門、ひとつ取っても、
いろいろ物語があるんですね。
物を作るって、ほんとはすごいことなんだな、
と改めて思いました。
Commented by gipsypapa at 2009-04-09 09:22
j-garden-hirasato さん、
この墓地がペリーの黒船時代にさかのぼるのは
最近、調べて知りました。
長い歴史がありますね。
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