桜が丘のK邸

c0112559_1105637.jpg
 住宅改造博覧会に出品された住宅のうち、現役ながら公共団体の文化財指定を受けていない建物が残っています。文化財指定を受けるには、自薦または推薦によって申請し、地区の都市景観を特徴づけているもの、歴史的、文化的または建築学上から価値のあるもの、市民に親しまれているものかなどの審査を経て指定されます。指定を受けると助成金が出るので、古い建物を保守・保存していくのに有効な制度ですが、一方、指定された時点の現状を変更するときには届け出が必要になるなどの足枷にもなるので、所有者によっては申請しないこともあるわけです。したがって、文化財指定を受けていないので価値が低いということは、全くありません。

 この建物はあめりか屋の出品住宅で、あまりか屋式と呼ばれる傾斜の急な赤い屋根が特徴。
玄関周りはよく見えませんでしたが、屋根構造を除けば、あめりか屋にしては装飾の少ないシンプルな設計です。木造2階建て。

桜が丘のK邸
あめりか屋出品住宅
1921(大正10)年
設計・施工 : あめりか屋大阪
箕面市桜ヶ丘2
撮影 : 2008.12.29
c0112559_1132198.jpg
c0112559_1133153.jpg
c0112559_1123827.jpg
c0112559_1124813.jpg
 この建物もまったく古さを感じないモダンな住宅です。
by gipsypapa | 2009-02-06 11:05 | 建築 | Trackback | Comments(2)
トラックバックURL : http://gipsypapa.exblog.jp/tb/10811593
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
Commented by j-garden-hirasato at 2009-02-07 05:39
大胆なデザインですね。
全然古さを感じさせません。
丸坊主にされた木が気になりました(笑)。
Commented by gipsypapa at 2009-02-09 15:03
j-garden-hirasato さん、
コメントありがとうございます。
冬は木の剪定をするのですね。
隣にもいい住宅がありました。
それは次回に。
<< 桜が丘のT邸 箕面の小阪家住宅 >>