箕面の澤村家住宅

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c0112559_1610012.jpg  桜ケ丘にある4棟の国・登録有形文化財の最後の一つ。これも日本建築協会住宅改造博に出品されたもの。同協会主催第1回改良住宅設計図案懸賞募集「市街地における一戸建住案」で第1等当選した谷本甲子三の原案を用いています。大正モダンの雰囲気をよく伝える、これぞ洋館という建物です。

 母屋からL字型にせり出した応接室兼書斎部分にあるアーチ窓が印象的。ドイツ壁にアーチ窓の典型的なミッションスタイルですが、屋根瓦は和瓦が使われています。国の登録有形文化財と箕面市都市景観形成建築物に指定された、木造2階建て。

澤村家住宅
日本建築協会第一号住宅
1922(大正11)年
登録有形文化財
箕面市都市景観形成建築物
設計 : 谷本甲子三+日本建築協会
施工 : 大阪住宅経営
大阪府箕面市桜ヶ丘2-6-3
撮影 : 2008.12.29

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裏側から近づきました。右側が母家、左はL字に付属する応接室兼書斎部分。暖炉があるのでしょう、煙突がくっついています。
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応接室兼書斎部分の妻面に一つアーチ窓があります。
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 玄関がL字の付け根にあるので、門から庭と3連アーチ窓を眺めながら、家に入るようになっています。
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表通りから。落ち着いたグレーの外壁に、白い木製の窓枠が洒落ていますね。
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by gipsypapa | 2009-02-04 16:22 | 建築 | Trackback | Comments(2)
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Commented by j-garden-hirasato at 2009-02-05 05:10
当時は暖炉が最新のものだったんでしょうか。
どの建物にもありますね。
今の住宅では、
アーチの窓はほとんど見かけないので、
それがすごく新鮮です。

Commented by gipsypapa at 2009-02-05 11:04
j-garden-hirasato さん、
地球温暖化がない時代ですから、
洋館には暖炉がステータスシンボルだったのでしょう。
和館には炬燵と火鉢。(笑)
この建物では構造的な必要性がないので、
アーチ窓は装飾的に使われているはずです。
一見、教会とも思える外観ですね。
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