京品ホテル

c0112559_13315360.jpg
 昨日のブログで、次はもう一つのお目当てに移動すると書きましたが、その前にここを。理由は昨夜テレビを見ていたら、従業員立ち入り禁止の強制執行のニュースをやっていたからです。昨年10月20日に廃業が決定したのですが、廃業に反対する従業員労働組合が自主営業を続けていたのです。それに対し東京地裁は1月25日に従業員らをホテル施設から退去させ、立ち入り禁止とする強制執行を行いました。そのニュースが流れていました。

 私がこの写真を撮ったのが、去年の10月12日、つまり廃業直前だったのです。品川駅前ですから、ここも一応、訪問候補に挙げていました。帰りに立ち寄るつもりが、時間切れになってしまったので、品川駅の新幹線のプラットフォームから撮った写真をアップします。

 建物は昭和5年竣工で、設計したのは、早稲田大学建築学科教授だった吉田享二。レトロホテルで、内部にも見どころが多いようですが、従業員の立ち退きが強制執行された今になっては、もう外観しか見ることができなくなってしまったようです。鉄筋コンクリート造り4階建て。

 たまたまストリートビューを見ていたら、この外観に建物がありません。すでに建て替わっているようです。(2014.4.8)

京品ホテル (解体)
1932(昭和5)年
設計 : 吉田享二
施工 : 清水組
東京都港区高輪4-10-20
撮影 : 2008.10.12
c0112559_1332535.jpg
 52室ある中規模老舗ホテルで、品川駅そばの立地条件もよかったのですが、経営が行き詰ったようです。売却先は経営破綻したリーマン・ブラザーズの日本法人ということなので、今後の再生はまったく予測がつきません。

 次回は間違いなくお目当ての一つだった建物をやります。
by gipsypapa | 2009-01-26 13:44 | 建築 | Trackback | Comments(2)
トラックバックURL : http://gipsypapa.exblog.jp/tb/10718017
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
Commented by j-garden-hirasato at 2009-01-28 06:31
そうなんですか。
残念ですね。
Commented by gipsypapa at 2009-01-28 10:24
j-garden-hirasato さん、
特に思い入れがある建物ではないのですが、
せめて内部は見ときたかったな。
<< 和朗フラット 1・2号館 港区の国際文化会館 >>