港区の国際文化会館

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 麻布十番で下車。今回の目的地の一つに向かうのに、もう一度、ヴォーリズの東洋英和女学院のある鳥居坂を登っていくことにしました。

 東洋英和女学院の手前に岩崎家鳥居坂本邸の跡地に建っている国際文化会館があるので、立ち寄りました。近代建築というには新しい昭和30年築のモダニズム建築。戦後の日本のモダニズム建築の巨匠3人の共作として有名です。

 Wikipedia から引用した3巨匠のプロフィール。

 前川 國男(まえかわ くにお、1905年5月14日 - 1986年6月26日)は昭和期の建築家である。ル・コルビュジエ、アントニン・レーモンドの元で学び、モダニズム建築の旗手として、第二次世界大戦後の日本建築界をリードした。丹下健三、木村俊彦は前川事務所の出身である。

 坂倉 準三(さかくら じゅんぞう、1904年5月29日 - 1969年9月1日)は日本の建築家である。ル・コルビュジエに師事し、モダニズム建築を実践した。1937年のパリ万国博覧会では、日本館の設計を手がけ、日本のなまこ壁を思わせるデザインとモダニズムの理念を統合し、海外でも高い評価を受けた。妻は西村伊作の次女の坂倉ユリ。

吉村 順三(よしむらじゅんぞう 1908年9月7日 - 1997年4月11日)は日本の建築家。皇居新宮殿の建設に関わった。東京の呉服商の家に生まれる。東京美術学校(現 東京芸術大学)で建築を学び、実測と観察を通して日本の古建築に触れた。1931年に卒業後、アントニン・レーモンドに師事。モダニズム建築を体得するとともに、レーモンドに日本建築を伝える。1941年、吉村順三設計事務所を開設。1962年、東京藝術大学教授に就任。1990年日本芸術院会員。


 国際文化会館は国際的な学術研究の交流拠点で、主に外国人の利用が想定されたため、日本的なモダニズムの表現が設計における大きなテーマとなりました。西洋モダニズム的に水平ラインを強調する一方で、木製(桧材)サッシの採用、真壁を思わせる白塗りの壁、など日本的要素を取り入れています。1階と地階が会議室とホールに、2階以上が宿泊施設になっています。軽快なモダニズムの外観意匠と日本庭園が融合する日本近代建築の傑作と評価されているそうです。登録有形文化財とともにDOCOMOMO 100にも選ばれた鉄筋コンクリート造3階建,地下1階。

国際文化会館
1955(昭和30)年
登録有形文化財
設計 : 前川國男+坂倉準三+吉村順三
施工 : 清水建設
東京都港区六本木5-11-6
撮影 : 2008.10.13
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次は今回の東京の本命の一つまで歩きます。
by gipsypapa | 2009-01-25 12:16 | 建築 | Trackback | Comments(2)
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Commented by j-garden-hirasato at 2009-01-26 05:56
もう一つ、「旧岩崎邸庭園」があったんですね。
台東区の方は、
すでに庭園は消滅していましたが、
こちらには残っていそうです。
次回の東京行きのときは、
建物共々、探訪してきます。
Commented by gipsypapa at 2009-01-26 09:53
j-garden-hirasato さん、
私もこちらにも旧岩崎邸があったのは今回知りました。
その後調べてみると↓のようにたくさんあるのです。
さすがに旧財閥はすごいです。

旧岩崎邸庭園
殿ヶ谷戸庭園 (旧岩崎家別邸)
清澄庭園 (岩崎家深川別邸跡)
六義園 (岩崎家駒込別邸跡)
国際文化会館 (岩崎家鳥居坂別邸跡)
開東閣 (旧岩崎弥之助高輪本邸・非公開)
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