鎌倉の篠田邸

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 この建物も高級住宅が立ち並ぶ由比ガ浜にあります。横浜興信銀行(現横浜銀行)常務取締役だった村田繁太郎の住宅として建てられた建物で、元々は昭和5年頃に建ったと思われる和風平家部分があり(焼失)、3年後にこの洋館部分が増築されたそうです。昭和36年に国文学者の故篠田太郎氏の所有となっています。
 
 英国風の背が高い急傾斜の切妻屋根に、木組みを表面に出したハーフティンバー様式。切妻屋根の破風の両端が反り返っているのが珍しい。外壁は2階部分がモルタル仕上げで、見えにくいのですが1階部分はスクラッチタイル貼りになっています。2階正面に大型のベランダを持ち、この一角では、ひときわ目立つ建物です。鎌倉市指定景観重要建造物の木造2階建て。

篠田邸
旧村田繁太郎邸 1933(昭和8)年
鎌倉市指定景観重要建造物
設計 : 大林組設計部
施工 : 大林組
鎌倉市由比ガ浜2
撮影 : 2008.8.2
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 鎌倉市指定景観重要建造物には、すべてこのようなプレートが道路に面したところに貼ってあります。個人の住宅の場合は、住所の細部は公開されていませんが、大体の場所はわかるので、近くまで行ってこのプレートを探すのも手かもしれません。ちなみにブログの↑、建築データにある「鎌倉市指定景観重要建造物」をクリックすると、鎌倉市のHPにあるこの建物の写真と解説のページに行きます。過去のアップ分も同じです。
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 庭が広い大邸宅ですが、門扉がないので、門の間から建物を見ることができます。
by gipsypapa | 2008-12-10 16:02 | 建築 | Trackback | Comments(4)
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Commented by sy-f_ha-ys at 2008-12-10 22:11
私も以前、由比が浜近辺の古建築探しをしましたが、今回紹介された邸宅がいちばん立派ですね。
gipsypapaさま、暑いといいながら、この日はよく歩きましたね。
お疲れ様でした<m(__)m>
Commented by j-garden-hirasato at 2008-12-11 05:42
壁の装飾の曲線が個性的です。
こういうのは、
設計者の趣味なんでしょうね。
こういう装飾で、
見た目が全然違ってきます。
面白いです。
Commented by gipsypapa at 2008-12-11 11:13
sy-f_ha-ys さん、
鎌倉はハーフティンバー風が多いと思います。
この辺まで来るとかなり息切れしています。
とにかく暑かったのです。(^^;;;
ここを後にして、ホテルに帰ろうとしています。
その途中で、もう少し見ながらですが・・・
Commented by gipsypapa at 2008-12-11 11:17
j-garden-hirasato さん、
少し前に紹介した加賀谷邸も、むき出している木は曲線でした。
面白いです。
この家は2階のベランダ周りの装飾が見どころなのですが、
いい写真がありません、
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