関西電力京都支店

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 JR京都駅前を北に出てやや西寄りにあります。装飾の多い武田五一にしてはオーソドックスなスタイルで堂々とした印象。格子状に配置された窓とコーナーの曲面を強調しています。全面タイル貼りで、正面玄関周りに黒御影石を使った鉄筋コンクリート造り8階建て。

関西電力京都支店
旧京都電燈本社 1937(昭和12)年
設計 : 武田五一
施工 : 銭高組
竣工 : 1937年
京都市下京区塩小路通烏丸西入東塩小路町579
撮影 : 2008.9.28
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 黒御影石が口をあけたような出入り口。
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 全面にこのベージュ色のタイルが貼ってあります。
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 存在感のあるコーナー部。しかしながら、新しそうに見えるし、これといった特徴がないので、知らなければそのまま通り過ぎてしまいそうです。
by gipsypapa | 2008-11-20 17:43 | 建築 | Trackback | Comments(4)
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Commented by sy-f_ha-ys at 2008-11-20 22:12
京都駅前広場の片隅に見える関西電力のビル、駅前にある他の建物とは違う格好よさがありますよね。
大阪ガスビルの本社みたいな、水平の庇デザインを見るたび、
「京都に来たんだな~」と思っています。
しかし武田吾一さん、色々なデザインと取り組んでいますね。
武田さんの現存作品の中でいちばんモダンなのが、この作品じゃないかと思います。
Commented by gipsypapa at 2008-11-21 11:15
sy-f_ha-ys さん、
ブログには書きませんでしたが、私も大阪ガスビルを思い出しました。
1937(昭和12)年は武田五一氏の最後の作品なので、
この頃になるとモダニズムが流行していて、それを意識したのでしょう。
これも本文で言い忘れましたが、この建物はDOCOMOMO Japan
の100選に選ばれていますね。
Commented by j-garden-hirasato at 2008-11-23 05:52
この建物は記憶にあります。
ただ漠然と古いんだろうなあ、と思ってましたが、
昭和12年の建築ですか。
黒タイル張りの張り出し部分は付けたしたのかと思ってましたが、
当初からのものでしょうか。
そうだとすれば、
当時、かなり斬新なデザインだったんでしょうね。
Commented by gipsypapa at 2008-11-23 22:06
j-garden-hirasato さん、
出入り口周りの黒い御影石の装飾は当初からあったものです。
ただ今の出入り口のシャッターは当時はなかったでしょうね。
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