瀬戸田の「しおまち商店街」

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瀬戸田港から耕三寺までのおよそ600m続く「しおまち商店街」は約40店舗が軒を連ねるレトロな雰囲気です。昭和30年代から40年代は耕三寺参道商店街と呼ばれ、1万人を超すほど大勢の人で賑わっていたそうです。現在は耕三寺へはバスで来るツアー客が多く、この商店街のターゲットはサイクリングに訪れる観光客の立ち寄りスポットになっているようです。1枚目の写真はTravel.jp というネット情報から借用しました。

しおまち商店街
尾道市瀬戸田町瀬戸田425
撮影 : 2017.02.13&14

堀江理容
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ファサードが褐色のモルタル吹きつけの典型的な看板建築です。少なくとも昭和初期と思われ、当時はハイカラな若者の行きつけだったかも知れませんが、現在は閉まっているようです。木造2階建て。

堀江理容
昭和初期か
設計・施工 : 不明
尾道市瀬戸田町瀬戸田458
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リサイクルもやい
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こちらは典型的な町家です。「もやい」という木製の看板があったので調べるとリサイクルショップみたいです。ここも何回か前を通りましたが、いつも閉まっていました。木造2階建て。

リサイクルもやい
明治期か
設計・施工 : 不明
尾道市瀬戸田町瀬戸田450
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堀内家住宅
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しおまち商店街を海に向かうと、住之江旅館の一つ手前のブロックに大型の住宅があります。江戸時代に製塩や廻船問屋を営んでいた堀内家の住宅。住之江旅館と同様に明治初期に建てられたようです。

堀内家住宅
明治初期
設計・施工 : 不明
尾道市瀬戸田町瀬戸田269
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瀬戸田民俗資料館
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この漆喰の白壁は、その堀内家の塩倉だった建物で、現在は民俗資料館として公開されています。瀬戸田から発掘された弥生時代の土器から、農業、漁業、そして塩田などに関する歴史的な資料が展示されているそうです。ただし、開館は土日、祝日のみなので、中は見ることができませんでした。木造、土蔵造り、平屋建て。

瀬戸田民俗資料館
明治期か
設計・施工 : 不明
尾道市瀬戸田町瀬戸田254-2
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閉まっていたので中の写真はTravel.jp から借用。

おまけ。私は通過しただけですが、しおまち商店街では観光客に人気の食の店があります。写真はいずれもTravel.jp から借用しました。
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揚げたてコロッケが美味しい「岡哲商店」。
尾道市瀬戸田町瀬戸田517-4
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近くにあるローストチキン専門店の「玉木商店」です。ここのローストチキンは日によっては午前中で売り切れてしまうほどの大人気だとか。
尾道市瀬戸田町瀬戸田511




しおまち商店街では、立ち寄ったところが2箇所ありますので、次回から順次紹介します。

# by gipsypapa | 2017-10-19 08:44 | | Trackback | Comments(0)

平山郁夫美術館

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レトロな建物とはいえませんが、瀬戸田では見逃せないスポットです。耕三寺の少し北側にある平山郁夫美術館は、しまなみ海道周辺でよく知られた美術館です。

平山郁夫(ひらやま いくお 1930-2009)は、ここ瀬戸田で生まれた日本画家。東京藝術大学学長を勤めた人で、シルクローを描いた一連の作品が有名です。美術館では、新作のほかに、少年時代の絵画などが展示され、スケッチ・ハイビジョンなどの貴重な平山芸術の資料も見ることが出来ます。

この美術館は両国国技館や京都南座を手がけた建築家の今里隆が設計したもの。和風の屋敷のような外観で、館内から広々とした日本庭園を眺めることができます。庭園は国立劇場庭園等を手がけた、元東京農業大学教授の故中島健の設計によるもので、瀬戸内海をモチーフに作られたそうです。

平山郁夫美術館
1997(平成9)年
設計 : 今里隆
施工 : 不明
作庭 : 中島健
尾道市瀬戸田町沢200-2
撮影 : 2017.02.13
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長い土塀の内側には、後に出てくる庭園があります。
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入館料は800円でした。
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内部はモダン和風です。
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受付の横にある獅子?正体不明です。
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広い廊下には作品のレプリカが展示されています。
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廊下から各展示室へ入ります。
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窓際に並んだ絵は平山郁夫の作ではありません。
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今里隆氏の建物全体図がありました。
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展示室内部は撮影禁止ですが、廊下に掲示されたのはレプリカ。撮影はOKです。
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代表作のシルクロードシリーズ。
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レプリカで十分です。
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館内の大きなガラス戸越しに見る美しい庭。
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作庭は中島健氏。
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中央の向こうにこんもりと浮かぶように見えるのは、ひょうたん島をイメージしたものだそうです。
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庭には入れません。HPに反対側から建物を見た写真があったので、借用しています。

# by gipsypapa | 2017-10-18 08:41 | 建築 | Trackback | Comments(2)